ハリアーのジュニアシートとチャイルドシート|実車で幅を比較

80系ハリアー後席に並べたCombiチャイルドシートとCYBEXジュニアシート 室内・家族
80系ハリアー後席に黒いチャイルドシートとグレーのジュニアシートを並べた状態

こんにちは、黒ハリアー実録ガイドの航生です。80系ハリアーにチャイルドシートやジュニアシートを置いたとき、後席の横幅や前席との距離がどうなるのかを、実車で比べた。対象は2021年5月初度登録の80系ハリアー(2020年6月発売の初期型)Z Leather Package・2.0Lガソリン車で、黒いCombi クルムーヴ コンパクト R129 エッグショック JSと、グレーのCYBEX Solution G2 Stone Grey Plusを使っている。

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家族4人で使う場合でも、前席の位置によって気になる点が変わる。置いた状態、運転席の位置、固定方法、乗せ降ろしをもとに、買い替え時に迷った点まで、そのまま書く。なお、2台を同時に置いたのは比較撮影のためで、普段は2台を常設していない。

先に結論を言うと、家族4人なら実用的で、普段の運転席位置も実車で見た方がよいというのが私の答えです。

この記事のポイント

  • 家族4人で使った後席の余裕
  • CombiとCYBEXを置いた実車比較
  • 身長188cmの前席後ろに残る足元
  • 固定方法と乗せ降ろしで感じた違い

家族4人で使う後席

普段の家族4人で使ったときの後席を、前席の位置と合わせて見ます。

4人利用で困っていない

普段は妻と4歳の息子を後席に乗せ、私が運転する家族4人で使っている。この座席配置では、ジュニアシートがあっても日常の乗車で大きく困ってはいない。時々、妻の母が助手席に座ることもある。注意したいのは後席の横幅より、私が運転するときの前席位置である。

身長188cmで運転席をかなり後ろへ下げるため、真後ろの席は狭くなる。膝そのものより、29〜30cmほどの靴が前席の下へ入り込む足元が気になる。4人で乗る前提なら、シートを置く後席と運転席の位置を実際の姿勢で見ておくと判断しやすい。妻が運転する場合は前席が前へ出るため、後席は比較的ゆったりする。

つまり、4人利用では後席のシートだけでなく、誰が運転するかで収まりが変わる。なお、4人で困っていないというのは、この家族構成と普段の座席配置での実感である。

実際に使った2台の違い

黒いCombiの回転式チャイルドシートから、グレーのCYBEX Solution G2へ買い替えました。公表値と、手に持って扱ったときの違いを分けて見ます。

比較項目CombiCYBEX
製品名クルムーヴ コンパクト R129Solution G2
公表幅450mm590mm
公表重量11.5kg5.8kg
私が重宝した点横向きに回転できる外した後に扱いやすい

Combiの回転式シート

使っていたのは、黒いCombi クルムーヴ コンパクト R129 エッグショック JS ブラック(コード119671)である。公表寸法ではサポートレッグとコネクターは除外されている。使用範囲は後向き40〜105cm、前向きは76cmかつ月齢15か月以上から105cmまでで、19kgを超える場合は使用できない。ISOFIX固定で、360度回転する。

使っていて重宝したのは、横向きに回転させて子どもを乗せ降ろしできる点だった。後席で正面から抱えたまま乗せるより、シートをこちらへ向けて作業できる。構造としては、本体を取っ手で握って土台から外せる。固定や取り外しを含めて頻繁に動かすには、土台の扱いが負担になった。

80系ハリアー後席に設置した黒いCombiチャイルドシートの側面と回転台座
Combi クルムーヴ コンパクトを側面から撮影。回転台座とサポートレッグを含む設置状態です。

CYBEXのジュニアシート

現在使っているのは、CYBEX Solution G2 Stone Grey Plusである。公式の公表値は、年齢目安が約3〜12歳、身長100〜150cm、体重15〜50kg、規格はUN R129/04である。展開時の寸法は長さ380mm、幅590mm、高さ550〜800mm、重量5.8kg。車両の3点式ベルトで固定し、ISOFIX接続を併用できる。

ISOFIXがない車ではアームを収納し、3点式ベルトで取り付ける説明になっている。ハリアーの後席へ置いた状態では、車内に収めること自体はできた。持ち運びでは、Combiの重量11.5kgに対してCYBEXは5.8kgで、電車移動のため外したときはCYBEXのほうが扱いやすかった。最初のISOFIX接続では若干戸惑ったが、慣れた後に外した作業はそれほど難しくなかった。

軽さを重視するか、回転機能を重視するかでも、同じ車内での使い勝手は変わる。

CYBEX Solution G2の側面にある身長100〜150cm対応表示
使用中のCYBEX Solution G2。側面の表示で身長100〜150cm対応を読み取れます。

3歳7か月で買い替え

CombiからCYBEXへ替えたのは、息子が3歳7か月になり、身長が100cmを超えた時期である。年齢だけで切り替えたのではない。実際には、息子の体格と、Combiに座ったときの収まりが小さく感じられたことを合わせて判断した。切り替え時期は、年齢だけでなく、対象身長・体重に入っているか、座った状態で無理がないか、車内で前席や隣の席と干渉しないかを見る必要がある。

私の場合は、身長100cm超という体格の変化があり、Combiから次のシートへ替える検討につながった。製品の対象範囲に入っただけで自動的に替えるのではなく、実車に置いたときの姿勢や乗せ降ろしまで見て決めた。買い替えの判断は、年齢の目安、公表されている身長・体重、本人の座った収まりを分けて見ると判断しやすい。どれか一つだけで決めた記録ではない。

実車で幅と足元を比較

製品の幅だけでは、後席での収まりは決まりません。2台を並べた写真と、普段の運転席位置で見えたことを分けて見ます。

数字より形の違いが目立つ

CombiとCYBEXを後席へ同時に置き、比較撮影した。公表幅はCombiが450mm、CYBEXが590mmである。ただ、実車で見ると、単純な幅の差よりも形の違いが目立った。Combiは台座やサポートレッグがあり、CYBEXは肩まわりの形が異なる。

横幅の数字を足し引きするだけでは、後席でどの程度を占めるかは判断できない。公表寸法に含まれる部分と含まれない部分が製品ごとに異なり、Combiの公表寸法ではサポートレッグとコネクターが除外されている。また、幅が同じでも、座面や背もたれの張り出し方、取り付け位置で隣の席への影響は変わる。私が見られたのは、2製品をハリアーの後席へ置いた比較撮影の範囲である。

後席の実寸は測っていないため、写真から中央席の有効幅などを断定はしない。幅の数値は候補を絞る材料にはなるが、最終判断は置いた状態で行う。今回の比較で重視したのも、幅の大小を決めることではなく、製品ごとの形が後席の使い方にどう影響するかだった。

二つの製品を並べると、サイズ表だけでは見えにくい台座と肩まわりの違いが分かった。後席中央を使う予定がある場合は、この形状差を実車で見ることが大切になる。

公表幅は候補を比べる材料になります。ただし、台座や肩まわりの形、取り付け位置まで含めた実効的な幅ではありません。

188cm運転席の真後ろ

身長188cmの私は、運転席をかなり後ろへ下げて運転する。その位置では、運転席の真後ろが狭くなる。後席で気になるのは膝の当たりよりも、29〜30cmほどの靴が前席の下へ入り込む足元である。運転席を後ろへ下げた状態でチャイルドシートやジュニアシートを置くと、後席側だけを見たときより前後方向の余裕が少なく感じる。

反対に、妻が運転すると前席が前へ出るため、後席は比較的ゆったりする。同じハリアーでも、運転者の身長やシート位置で後席の印象は変わる。前席を一番後ろへ下げた状態だけで判断するのでも、妻の運転位置だけで判断するのでも足りない。実際に主に運転する人の姿勢で前席を合わせ、シートを置いた後席に子どもを乗せるところまで試したい。

4人利用では普段の座席配置で大きく困っていないが、私が運転する場合の真後ろは狭い。この実感は、ハリアーの後席全体の寸法を測った結果ではなく、私の運転位置での使用感である。前席位置は、製品の幅だけでは判断できない車内条件の一つになる。妻の運転位置では後席が比較的ゆったりするため、同じシートでも見え方が変わる。

前後方向の収まりを見るときは、運転席を実際の使用位置に合わせる必要がある。

80系ハリアー後席に設置したグレーのジュニアシートと前席との足元空間
運転席を身長188cmの私の位置に合わせ、後席のジュニアシートと足元空間を見た写真です。

◆航生のワンポイントアドバイス

展示車を見るなら、前席を一番後ろにするのではなく、普段運転する人の姿勢へ合わせてから後席を見た方が現実に近いです。

大人が座ったときの後席全体は、身長188cmで前席位置を比べた後部座席の記事で詳しく記録しています。

取り付けと乗せ降ろし

毎日使うと、取り付けられるかだけでなく、乗せ降ろしや外す作業の負担も気になります。2製品で感じた違いを書きます。

Combiの回転と土台

CombiはISOFIXで固定し、360度回転する。横向きに回転させて乗せ降ろしできる構造は、実際の使用でかなり重宝した。本体は取っ手を握れば土台から外せるため、本体と土台を分けて扱える。ただし、土台の取り付けはまだましでも、取り外しはいまだに苦手である。

作業をすると汗だくになり、頻繁に外したくないと感じる。回転部分の操作が簡単でも、車両側へ固定する土台の付け外しまで同じ感覚ではない。付け替えを考えるなら、説明書どおりの固定作業を一度試すだけでなく、外す作業まで試したい。私の場合、乗せ降ろしの回転機能は便利だったが、土台を外す作業は負担だった。

Combiの購入や使用を検討するときは、回転のしやすさと、土台を残して使うのか外して使うのかを分けて考えたい。回転部分が簡単だからといって、シート全体の移設も簡単だとは限らない。ここで書けるのは、私が土台の取り外しを苦手に感じ、汗だくになったという体験までである。製品の固定状態は車両・製品の取扱説明書と照らし合わせる。

実車では、回転させたときの向き、前席との距離、土台を置いた状態での後席の使い方をまとめて見ると判断しやすい。乗せ降ろしだけを試して、付け外しを試さないまま決めないようにしたい。

CYBEXの取り付け

CYBEX Solution G2 Stone Grey Plusは、車両の3点式ベルトで固定し、ISOFIX接続を併用できる。公式には、ISOFIXがない車ではアームを収納し、3点式ベルトで取り付ける説明がある。ハリアーの後席外側席にはISOFIXロアアンカレッジがあるため、使うときは車両と製品の取扱説明書、車種適合と照らし合わせる。初回のISOFIX接続では若干戸惑った。

接続位置や操作に慣れていなかったためである。ただ、慣れた後に電車移動のため外したときは、それほど難しくなかった。Combiの土台を外す作業と比べると、持ち運びを前提にした扱いではCYBEXのほうが私には扱いやすかった。公表重量もCYBEXは5.8kgで、Combiの11.5kgより軽い。

固定方法と持ち運びやすさは分けて見たい。ISOFIX接続を使うか、3点式ベルトで固定するかは、車両側の装備と製品の説明に合わせて判断する。ハリアーでISOFIXが使える位置だからといって、後席中央など任意の位置で使えると決めつけない。分かっているのは後席外側席のロアアンカレッジである。

初回に戸惑った点はあるが、慣れれば難しくないというのが私の体験である。製品の固定を何度も付け替える予定があるなら、最初の取り付けだけでなく、外す作業と持ち運びまで実車で試しておきたい。公表値と体験を分けて見ると、選ぶ条件を判断しやすい。

80系ハリアー後席に固定したCYBEX Solution G2のISOFIX接続部
CYBEX Solution G2のISOFIXコネクターを、80系ハリアー後席へ接続した部分です。

選ぶ前に見たい6項目

対象年齢だけで選ぶと、車内へ置いた後の使い方が抜けます。私なら次の6項目を順に見ます。

子どもの乗り降り

4歳の息子がCYBEXに座ると、ハリアーの後席位置は少し高く感じられる。降りるときは、少し飛び降りるような感じになる。普段の乗り降りでは困っていないが、座面の高さはカタログの幅や重量だけでは分からない実車で見るポイントである。乗せるときだけでなく、子どもが自分で降りる動作まで見る必要がある。

後席のドアを開けた状態で足をどこへ置くか、シートの縁から車外へ出るときに無理がないかを見た。私の家では、少し飛び降りる感じはあるものの、普段の使用で大きな問題にはなっていない。これは4歳の息子についての体験であり、年齢や身長が違う子どもにも同じように当てはまるとは限らない。CYBEXの公表対象は身長100〜150cm、体重15〜50kg、年齢目安約3〜12歳であるが、対象範囲に入ることと、ハリアーで乗り降りしやすいことは別に見ておきたい。

特に、シートを置いた後の座面の高さ、ドア側からの乗り込み、降車時の足の着き方を見ると判断しやすい。Combiでは横向き回転が乗せ降ろしで重宝した一方、CYBEXでは子どもが座った後の降り方が確認点になった。製品を替えると、同じ後席でも乗せ降ろしの見方が変わる。乗り降りのしやすさは、製品の仕様だけでなく、ハリアーの後席位置と子どもの体格を合わせて判断する。

  • 子どもの身長と体重が製品の対象範囲に入るか
  • 車両と製品の取扱説明書、車種適合に合うか
  • 普段の運転席位置で後席の足元が残るか
  • 取り付けだけでなく取り外しまで扱えるか
  • 子どもが無理なく乗り降りできるか

選ぶときは、まず子どもの身長と体重が製品の対象範囲に入っているかを見る。年齢だけでなく、体格と座ったときの収まりを合わせて判断したい。次に、80系ハリアーの後席外側席にあるISOFIXロアアンカレッジを使うのか、製品の3点式ベルト固定にするのかを決める。車両・製品の取扱説明書と車種適合との照合は省けない。

車内では、製品の幅だけでなく、台座やサポートレッグ、肩まわりなどの形、前席位置、隣の席との干渉を見る。身長188cmの私が運転席をかなり後ろへ下げると真後ろが狭くなり、妻が運転すると後席は比較的ゆったりするため、前席は実際の運転者の位置で見る。

2台を置いた状態で中央席を使う予定があるなら、カタログ幅を足すだけでなく、実車で座面と乗降を見る。付け替え頻度が高い場合は、固定できるかだけでなく、外す作業と持ち運びまで試したい。最後に、子どもが自分で乗り降りするなら、座面の高さと降り方を見る。対象範囲、車種適合、前席位置、必要人数、付け替え頻度、乗降を、実車に置いた状態で一つずつ見ていく。

一般的な基準だけで選ばず、実際の使い方に合う条件を先に絞る。

家族での使い方全体は、ハリアーをファミリーカーとして5年使った記事でも紹介しています。

実際に使っている商品

現在使っているのは、CYBEX Solution G2のストーングレー プラスです。購入時と販売店は異なりますが、同じ製品・同じ色を楽天の商品ページを見られます。

ジュニアシートの商品画像

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よくある質問

ハリアーのシートに関するFAQ

Q1. ハリアーにジュニアシートは何歳から使えますか?

A. ジュニアシートは、年齢だけで一律に決めるのではなく、製品の対象身長・体重と、子どもが座ったときの収まりも見たい。今回使っているCYBEX Solution G2 Stone Grey Plusの公式目安は、約3〜12歳、身長100〜150cm、体重15〜50kgである。息子の場合は3歳7か月で身長100cmを超え、Combiが小さく感じられたため、年齢だけでなく体格と座った状態を見てCYBEXへ替えた。実際の切り替えは、これらの公表範囲に加えて、車種適合と座り方、乗り降りを見て決めたい。

Q2. チャイルドシートを2台載せられますか?

A. 今回の比較では、黒いCombiとグレーのCYBEXをハリアーの後席へ同時に置いて比較撮影した。そのため、2台を載せられる状態までは見ている。ただし、これは比較撮影の範囲であり、普段から2台を常設して使っているわけではない。2台を使う予定があるなら、実際の組み合わせを後席へ置き、左右の席と中央席の干渉がないか見ておきたい。

Q3. 後席に大人とジュニアシートは並びますか?

A. 私が実車で確認したのは、比較撮影のためにCombiとCYBEXを同時に置いた状態までです。大人が中央席に座った状態は確認していません。製品の幅や形で中央席の余裕は変わるため、使う組み合わせを実車で確認してください。

Q4. ハリアーの後席でISOFIXは使えますか?

A. 80系ハリアーのリヤ外側席には、ISOFIXロアアンカレッジがある。今回使ったCombiはISOFIX固定で、CYBEX Solution G2 Stone Grey Plusは車両3点式ベルトで固定し、ISOFIX接続を併用できる。CYBEXはISOFIXがない車ではアームを収納し、3点式ベルトで取り付ける説明になっている。ただし、実際に使う位置や方法は、ハリアーと製品それぞれの取扱説明書、車種適合を見たい。後席外側にアンカレッジがあることだけで、後席のどの位置でもISOFIXを使えると判断しない。

まとめ

家族4人で普段使う範囲では、ジュニアシートがあっても大きく困っていない。2台を同時に置いた比較撮影では、CombiとCYBEXの幅の数値だけでなく、台座やサポートレッグ、肩まわりの形の違いが見えた。買い替えは年齢だけで決めず、対象身長・体重、座った収まり、車種適合を見た。

身長100cmを超えた3歳7か月の息子では、Combiが小さく感じたためCYBEXへ替えた。前席は、身長188cmの私が運転すると真後ろが狭く、妻が運転すると後席が比較的ゆったりする。Combiは回転機能が乗せ降ろしで重宝したが、土台の取り外しは負担だった。CYBEXは初回のISOFIX接続で戸惑ったものの、慣れた後の取り外しはそれほど難しくなかった。

最終的には、必要な乗車人数、前席位置、付け替え頻度、子どもの乗り降りを、シートを置いた実車で確認して選びたい。今回の記録は、私が所有する1台の80系ハリアーでの使用結果である。車両や製品の取扱説明書、車種適合も合わせて見ておく。

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ハリアー80系に5年乗った正直な感想

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