2021年5月に登録したハリアーで、ワイパー交換は販売店に頼んだ1回だけです。交換したのは新車から半年〜1年後。2026年9月の今、最後の交換から少なくとも4年以上たっています。
PIAAは交換の目安を「一般的な交換の目安は、ワイパー本体は1年に1回、ウインドウガラスを拭くゴムは6ヶ月に1回です。」と書いています。そのとおりなら、私は目安を大きく外しています。
ただ、前回がゴムだけだったのか、ブレードごとだったのかも記録していません。今回は年数だけで「まだ使える」と決めず、まず今付いているブレードの品番と拭き跡を確認します。スジ、拭きムラ、ビビリがあれば目安を待たず交換。目安を何年も過ぎている場合も、症状の自覚だけで先延ばしせず点検・交換の候補に入れるべきです。
替えると決めたあとに迷うのはサイズと、ゴムだけにするかブレードごとにするか。先に書くと、80系は運転席65系・助手席40系・リア35系です。ただし、長さが同じでも呼番が違えば使えません。
80系のサイズは3種類。ただし長さだけ合わせると外れる
PIAAの車種別適用検索で、トヨタ/ハリアー/R2.6〜/MXUA80・MXUA85・AXUH80・AXUH85・AXUP85を選ぶと、次の品番が出ます(2026年9月22日確認)。ハイブリッドとPHEVを含む区分です。
| 取り付け位置 | PIAA適用品番の例 | 市販の長さ表記 |
|---|---|---|
| 運転席側 | WSU65(呼番82)/WSVS65A(呼番65A) | 650mm |
| 助手席側 | WSU40(呼番5)/WSVS40A(呼番40A) | 400mm |
| リア | WSU35RS(呼番3RS) | 350mm |
ここで間違えやすいのが呼番です。PIAAは呼番を「製品の種類に関わらず、ゴムの長さや断面形状などの組み合わせによって、割り当てている番号です。」と説明しています。同じ運転席側でも、トーナメント型のWSU65は呼番82、フラット型のWSVS65Aは呼番65A。長さは同じでも断面形状が違うので、替えゴムは共通ではありません。
つまり「ハリアーは650mmだから650mmの替えゴムを買えばいい」は成り立ちません。買う前に見るのは車種名ではなく、いま付いているブレードの品番です。純正のまま一度も替えていないなら上の表から、すでに社外品に替えているならそのブレードの品番から選びます。
PIAAも「本適用データは、新車時に装着されている純正品に準じて、PIAA製品で適用調査を行ったものです。他社製品にはご利用いただけません。」と注記しています。他社のブレードを付けている場合、この表は使えません。
リアは前2本とまとめて買えないことがある
PIAAのこの車種の検索結果(ID 177)では、リアの品番が表示されるのはトーナメント型の商品欄です。フラット型・エアロ型の商品欄にはリア品番が表示されません。これはPIAA製品の適用結果なので、他メーカーまで「リアはトーナメント型だけ」とは断定できません。
リアの動き方にも80系の仕様があります。トヨタの取扱説明書では、フロントワイパーが作動中で、リアワイパーが作動していないときにシフトレバーをRへ入れると、リアワイパーが自動で1回作動します。条件がそろったときの仕様で、故障ではありません。この連動は販売店で設定を変更できるとも書かれています。
ゴムだけ替えるか、ブレードごと替えるか
ゴムだけ交換する場合は、ブレード本体を再利用します。ただし手順は増えます。トヨタの取扱説明書では、フロントは「ワイパーゴムを引っ張り、ワイパーブレードのツメをストッパーからはずし、そのまま引き抜く」、そして「引き抜いたワイパーゴムから金属プレート2枚を取りはずし、新しいワイパーゴムに付けかえる」とあります。古いゴムから金属プレートを抜いて、新しいゴムへ移す作業が入ります。
注意書きも具体的です。「ワイパーゴムを交換するときは、ツメの破損に注意してください」「無理にワイパーゴムを引き出して、ワイパーゴムの金属プレートが変形しないようにしてください」「ウインドウガラスとワイパーアームのあいだに布などを挟んでください」。最後の一つは、立てたアームが戻ってガラスを叩くのを防ぐためです。ワイパー代を節約してフロントガラスを割ったら、まったく割に合いません。
ゴムだけにできるかは、今付いているブレードで決まります。ブレードの品番から対応する替えゴムを特定でき、金属プレートを移す手順まで自分で行えるなら、ゴムだけが候補です。品番を特定できない、作業に不安がある、またはブレードごとの適合しか確認できない場合は、適合を確認したブレードごと替えるか、店に依頼する方が買い間違いを減らせます。私は前回を販売店に任せ、何を交換したか記録していなかったため、今回は現物の品番確認から始める必要があります。
販売店に頼むなら、先に総額で聞いておく
私は販売店で替えてもらいました。ただ金額を記録していないので、いま振り返っても高かったのか安かったのか判断できません。ここは失敗しています。オイル交換やバッテリー交換は領収書が残っているのに、ワイパーだけ残っていませんでした。
部品代と工賃が分かれているのか、込みなのかは店によって違います。頼む前に「フロント2本か、リアも含めるか」「ゴムだけか、ブレードごとか」を伝えて、総額で聞いてください。数字を控えておけば、次に通販で買うときの比較対象になります。通販で買って自分で替えるなら部品代だけで済みますが、上の注意書きは自分で守ることになります。
何年で替えるか。目安と、実際に困るとき
PIAAの目安は本体1年・ゴム半年です。これは一般的な交換目安ですが、PIAAはスジ・拭きムラ・ビビリなどが出た場合も交換時期の合図として挙げています。私のように最後の交換から4年以上たっているなら、症状を自覚するまで待つのではなく、現物を確認する段階です。
私の駐車場は屋外ですが、屋根・カーポートがあります。PIAAはワイパーゴムの劣化要因として熱や紫外線などを挙げています。保管環境が違う車と年数だけを比べても、同じ劣化状態とは限りません。
替えどきの合図は、拭いた跡にスジや拭きムラが残る、動かすとビビリが出る、といった症状です。NALTECの審査事務規程でも、前面ガラス直前の視野を確保できる窓ふき器が求められています。視界に不安が出てからではなく、症状が出た時点で交換してください。
まとめ
- サイズは運転席65系・助手席40系・リア35系。市販表記では650mm・400mm・350mm
- 長さが合っても呼番(断面形状)が違えば使えない。車種名ではなく、いま付いているブレードの品番で選ぶ
- ゴムだけにするかは、今のブレード品番と交換手順を確認して決める。特定できない場合はブレードごとか店に依頼する
- PIAAの当該適用結果では、リア品番はトーナメント型の商品欄に表示される
- 販売店に頼むなら総額で聞いて、数字を残しておく
2021年5月登録の私のハリアーは、新車から約5年で交換歴が1回だけ。最後の交換から4年以上です。同じ状態なら、症状の自覚だけで先延ばしせず、まず現物の品番と拭き跡を確認してください。
オイル交換は40,111kmで10,318円。こちらは領収書が残っている
よくある質問
Q. ハリアー80系のワイパーサイズは?
PIAAの車種別適用検索でR2.6〜のMXUA80・MXUA85・AXUH80・AXUH85・AXUP85を選ぶと、運転席側が65系、助手席側が40系、リアが35系の品番になります(2026年9月22日確認)。市販の適合表記では運転席650mm・助手席400mm・リア350mmとして売られています。ただし長さが同じでも呼番が違えば替えゴムは共通ではないので、いま付いているブレードの品番も確認してください。
Q. ゴムだけ替えても大丈夫ですか?
今付いているブレードの品番から対応する替えゴムを特定でき、金属プレートを移す手順まで行えるならゴムだけが候補です。トヨタの取扱説明書では、古いゴムから金属プレート2枚を新しいゴムへ移し、ツメの破損やプレートの変形に注意するよう説明しています。品番を特定できない、作業に不安がある、またはブレードごとの適合しか確認できない場合は、適合を確認したブレードごとか店へ依頼する方が買い間違いを減らせます。
Q. バックに入れるとリアワイパーが勝手に動きます。故障ですか?
フロントワイパーが作動中で、リアワイパーが作動していないときにRへ入れると、リアワイパーが自動で1回動く仕様です。条件がそろった場合の動作なので故障ではありません。気になる場合、リバース連動機能の設定は変更できると取扱説明書に記載があります。
Q. 何年で替えればいいですか?
PIAAは一般的な目安として本体1年に1回、ゴムは6ヶ月に1回としています。私の車は2021年5月登録で、新車から半年〜1年後に1回交換し、2026年9月時点で最後の交換から少なくとも4年以上です。スジ・拭きムラ・ビビリがあれば目安を待たず交換し、目安を何年も過ぎている場合も現物を点検・交換の候補に入れてください。

