80系ハリアーの中古は後悔する?5年所有者が見る注意点

黒いハリアーのボディに付いた白い傷を近距離で撮影した写真 購入レビュー

こんにちは、黒ハリアー実録ガイドの航生です。

80系ハリアーの中古を見ていると、年式、走行距離、価格にまず目が行きます。ただ、約5年乗ってきた私が今中古で選ぶなら、その3つだけでは決めません。ボタンを押せば分かる装備の状態や、タイヤ、黒いボディの傷まで実物を見ます。

私は初期型80系の2.0Lガソリン車に約5年・39,016km乗ってきました。この記事では、5年乗ったオーナーの目線から、中古の80系ハリアーを選ぶときに確認しておきたい点を解説します。

80系ハリアーの2WD・4WDは外観だけで決めず、車検証などに記載された型式で確認します。型式ごとの対応はハリアー80系の4WDの見分け方に整理しました。

この記事のポイント
  • 年式だけでなく車台番号でリコール等情報を見る
  • 電動装備は自分で動かして状態を見る
  • 39,016kmの実例からタイヤ・燃費・維持費を考える
  • 黒いボディは明るい場所で傷を見る

結論:中古は実物を見て決める

私の車では、約5年・約39,000kmで車両側の大きな故障や想定外の修理費はありませんでした。だから80系の中古を一律に避ける必要はない、というのが私の結論です。

一方で、パワーバックドアは一度だけ大きな音を出して途中で止まり、おくだけ充電は今も安定して使えません。故障が多い車だと言いたいのではなく、実物を見れば購入前に気づける箇所があるという話です。

約5年所有している黒い80系ハリアーのフロント
約5年乗っている80系ハリアー2.0Lガソリン車。
見る項目私が見る理由
車台番号年式や型式だけでは対象を決められないリコール等情報がある
電動装備私の車でバックドアとおくだけ充電に事象があった
タイヤ約5年・約39,000km使うと交換時期が購入後の負担に関わる
燃費・維持費使い方と契約条件で金額が変わる
外装黒いボディは細かな白い傷が目に入りやすい

車台番号と整備履歴を見る

リコールは車台番号で調べる

最初に見るのは車台番号です。トヨタのリコール等情報対象車両検索では、対象車両かどうかを車台番号で調べられます。年式や『80系』という括りだけで対象・対象外を決めるより確実です。

例えば、2025年7月16日届出のリコールには、2022年7月12日から2024年10月2日生産の一部MXUA80が含まれます。ただし、対象範囲内でも対象外の車があります。買う車が決まったら、検索結果と対応済みかどうかを販売店に聞きます。

整備記録と交換履歴を並べる

次に、点検した記録と、タイヤや消耗品を交換した記録を見ます。記録があるだけで状態が良いと決まるわけではありませんが、走行距離と整備の時期を並べると、購入後すぐに必要になりそうな出費を考えやすくなります。

電動装備はその場で動かす

バックドアは複数回試す

私の車は購入から約1年後、パワーバックドアが『ギギギギ』という大きな音を出して途中で止まりました。その日は力ずくで閉め、後日ディーラーへ相談しました。幸い、その後は再発せず修理もしていません。

この経験があるので、私なら開閉を1回で終わらせません。何度か動かし、音や引っかかりがないかを見ます。違和感があれば、掲載文だけで納得せず、これまでの対応や整備記録を聞きます。5年間で実際に起きた不具合は別記事にまとめています。

パワーバックドアを備えた黒い80系ハリアーのリア
一度だけ異音と途中停止があったパワーバックドア。現在は再発していません。

おくだけ充電は装着車だけ確認

おくだけ充電はオプションなので、付いていない中古車もあります。私の車には付けましたが、置いた直後に充電が始まっても、すぐ橙色のランプが点滅します。販売店で別のiPhoneも試してもらいましたが安定せず、交換見積もりは税込55,671円でした。ケーブルで困らないので、今は直していません。

候補車にこの装備が付いているなら、普段使うスマホを置き、充電が始まるかだけでなく続くかまで見ます。付いていない車でも、私は特に困らないと思います。車内でワイヤレス充電を使いたければ、ハリアー用の後付け充電器を検討する方法もあります。

タイヤと走行距離を合わせて見る

私の純正タイヤは約5年使用

私のハリアーは、純正タイヤを約5年・約39,000km使っています。まだ交換していませんが、次のタイヤは検討しています。中古で買った直後に交換となれば、車両価格とは別に費用が出ます。

約5年使用した80系ハリアー純正タイヤのトレッド面
約5年・約39,000km使っている純正タイヤ。中古車では溝だけでなく製造年や偏摩耗も見ます。

溝・製造年・偏摩耗を見る

見るのは残り溝だけではありません。製造年と偏摩耗、交換履歴も一緒に見ます。写真で分からなければ、実物を見たときに聞けばいい。走行距離が少なくても、タイヤが新しいとは限りません。

燃費と維持費を自分の条件に直す

8.4km/Lは給油後平均

39,016km時点のメーターには、給油後平均8.4km/Lと表示されています。これは5年間の通算平均ではありません。それでも、2.0Lガソリン車を通勤や買い物で使った一つの実例にはなります。

39,016km時点のハリアー80系ガソリン車のメーター
39,016km時点のメーター。給油後平均8.4km/Lも同時に表示されています。

保険と車検は条件で変わる

私の年間走行距離はおおむね8,000km。現在の自動車保険は年61,860円で、ユーザー車検は記憶上1回約55,000円を2回通しました。自宅駐車なので月極駐車場代はありません。これは私の条件であって、中古ハリアー全体の維持費ではありません。

購入後の負担を考えるなら、自分の年間走行距離、駐車場、保険条件に置き換えます。私の条件で計算した内訳は80系ハリアーの年間維持費に分けています。

黒いボディは明るい場所で見る

5年使った実車には小傷がある

黒いハリアーは今でも見た目が気に入っています。ただ、白い傷や細かな線は目に入ります。私の車にも、買い物後に気づいた白い傷が残っています。

写真だけで傷の深さは分からない

掲載写真がきれいでも、私は明るい場所で角度を変えて見ます。写真だけでは傷の深さや修復歴までは分かりません。気になる跡があれば、その場で説明を聞く。私が傷をどう扱ったかは黒いハリアーの傷とコンパウンドの判断に残しています。

私ならこの順番で中古車を見る

先に進める車

私なら、車台番号を出してもらえ、整備記録を見られ、バックドアなどの装備を自分で動かせる車を先に残します。タイヤと外装も実物で見られれば、価格と走行距離以外の材料がそろいます。

その場で決めない車

反対に、記録が分からない、装備を試せない、傷やタイヤを明るい場所で見られないなら、その場では決めません。問題があると断定するためではなく、分からないまま買わないためです。

よくある質問

80系ハリアーの中古は後悔しやすい?

一律に後悔しやすいとは言えません。私の2.0Lガソリン車は約5年・39,016kmで大きな故障や想定外の修理費はありませんでした。ただし、購入前に装備、タイヤ、外装、整備履歴を実物で見ることは必要です。

走行距離が少なければ安心?

走行距離だけでは決めません。タイヤの製造年と摩耗、整備記録、電動装備の動作も合わせて見ます。

バックドアは何を試す?

開閉を複数回行い、異音、引っかかり、途中停止がないかを見ます。私の車は一度だけ途中で止まったため、私なら必ず動かします。

黒いボディで見る場所は?

日陰や暗い屋内だけでなく、明るい場所で側面を斜めから見ます。白い跡や細い線傷は角度で見え方が変わります。

リコール対象は年式で分かる?

年式だけで確定せず、トヨタ公式の対象車両検索へ車台番号を入れて調べます。対象だった場合は、対応済みかどうかも販売店に聞きます。

まとめ:分からないまま買わない

約5年・39,016km乗った私の1台では、大きな故障や想定外の修理費はありませんでした。80系ハリアーの中古を一律に避ける理由にはなりません。

ただ、パワーバックドア、おくだけ充電、タイヤ、黒いボディの傷は、買う前に実物で見られます。年式、走行距離、価格に加えて、自分で見た結果を判断材料にする。私ならその順番で選びます。所有後の全体像は80系ハリアーに5年乗った正直な感想も参考にしてください。

購入レビュー
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