ハリアーのグレードはどれがいい?G・Z・Zレザーを5年オーナーが比較

2021年5月初度登録の黒い初期型80系ハリアー Zレザーパッケージ 購入レビュー
道路脇で撮影した黒い80系ハリアーの斜め前方

こんにちは、黒ハリアー実録ガイドの航生です。

私が乗っているのは、2021年5月納車の初期型80系ハリアーZ“Leather Package”・2.0Lガソリン2WDです。新車から約5年、39,016km時点まで使っています。

今回比べるのは、2026年8月10日にトヨタ公式で確認した現行グレードです。価格と現行装備は公式資料、装備の使い勝手は私の所有車での経験として、混ぜずに整理します。私は現行ハイブリッドを所有・試乗しているわけではありません。

結論:迷ったらGから考え、使う装備が明確ならZかZレザー

私なら、まずGで見積もりを作ります。そこからZで増える装備を一つずつ見て、日常で使うものが複数あるならZへ上げます。

Z“Leather Package”は、単に本革が欲しい人向けとは考えません。暑い時期のシートベンチレーションや、夫婦で運転席を替えるたびに使うポジションメモリーまで必要なら、追加費用を払う理由が具体的になります。

選び方合いやすい人私が見るポイント
G車両価格を抑えつつ、必要なオプションだけ追加したいまずこの価格を基準にする
Z19インチ、HUD、JBL、ハンズフリーパワーバックドアなどを使いたい見た目だけでなく、日常で使う装備が複数あるか
Z“Leather Package”前席ベンチレーション、運転席メモリー、シートヒーターが欲しい本革より、座席の快適機能を使うか
Night Shade黒い専用意匠を気に入った機能差より外観への155,100円と考える

2026年8月の現行グレードと新車価格

トヨタ公式の価格・グレードで2026年8月10日に車両として確認できたのは、次の5グレードです。いずれも2.5Lハイブリッドで、2WDとE-Fourが掲載されていました。

グレード2WDE-Fourベースグレードとの差
G4,396,700円4,616,700円基準
Z4,866,400円5,086,400円Gより469,700円
Z“Leather Package”5,186,500円5,406,500円Zより320,100円
Z“Night Shade”5,021,500円5,241,500円Zより155,100円
Z“Leather Package・Night Shade”5,341,600円5,561,600円Zレザーより155,100円

価格はメーカー希望小売価格、消費税込みです。オプションと諸費用は含まず、沖縄地区は価格が異なります。同じグレードなら、E-Fourは2WDより220,000円高い設定です。

現行ページの掲載内容は今後も変わり得ます。「ガソリン車やPHEVが今後も販売されない」とまでは言えないため、購入時は公式ページの日付と販売店の見積もりを確認してください。

中古の80系も含めて考えている場合は、現行グレード表ではなく、初期型と改良後の違いを先に見ると整理しやすいです。

GとZの違いは、469,700円で何を増やすか

グレード別の主な標準装備比較表主要装備一覧を見ると、GとZではタイヤだけでなく、運転中や荷物の積み降ろしで使う装備も変わります。

比較点GZ系
タイヤ・ホイール225/60R18・18×7J225/55R19・19×7J
ディスプレイオーディオコネクティッドナビ対応Plus+JBLプレミアムサウンド
カラーヘッドアップディスプレイなし標準
パワーバックドア標準ハンズフリー
パノラミックビューモニター88,000円のセットメーカーオプション標準

私の所有する初期型Zレザーも19インチです。実車のタイヤ側面には225/55R19 99Vと表示されています。ただし、この写真は初期型の所有車であり、2026年式の新車装着銘柄を示すものではありません。

初期型80系ハリアー通常仕様の純正19インチホイール
私の車に付く純正19インチ。側面表示は225/55R19 99Vです。現行車の新車装着銘柄を示す写真ではありません。

18インチと19インチの年式別サイズ、側面表示の見方は、ハリアー80系のタイヤサイズで分けて確認できます。

パノラミックビューモニターだけが欲しいなら、Gへ88,000円のメーカーオプションを付ける考え方もあります。2WDの車両価格だけで計算すると4,484,700円で、Zとの差は381,700円です。HUD、JBL、19インチ、ハンズフリーバックドアまで欲しいかを見れば、Gにオプションを足すかZへ上げるか決めやすくなります。HUDを約5年使った必要性と設定方法は、ハリアーのヘッドアップディスプレイ実録で確認できます。

Zレザーパッケージは、本革より座席の機能を見る

現行GとZのシート表皮はファブリック+合成皮革です。Z“Leather Package”は本革で、一部に合成皮革が使われています。

ただ、Zから320,100円を追加する判断で私が重く見るのは、本革の見た目より次の装備です。

  • 前席シートベンチレーション
  • 前席シートヒーター
  • 運転席ポジションメモリー
  • 運転席オートスライドアウェイ
  • 助手席4ウェイパワーシート
  • 運転席4ウェイ電動ランバーサポート

暑い時期、私はシートベンチレーションをかなり使います。エアコンのように車内全体を冷やす装備ではありませんが、背中と座面がシートに触れる部分の不快感を減らしてくれます。約5年使った今も、私には必須に近い装備です。

初期型80系ハリアーZレザーパッケージのシートベンチレーションスイッチ
運転席側のシートベンチレーションを強で作動させた状態。私には暑い時期に必須に近い装備です。

実際にどこまで涼しく感じるか、使い方と限界はシートベンチレーションを5年使った本音にまとめています。

レザーパッケージ全体をもう一度選ぶかは、約5年使ったレザーパッケージの後悔と再選択に分けました。革に傷や劣化がないとは断定せず、夏冬の装備、夫婦利用、手入れ、子ども用シートまで含めて判断しています。

グレードや装備だけでなく、外観・静粛性・乗り心地まで含めて高級車と呼べるかは、ハリアーを5年所有した結論に分けています。

夫婦で運転するなら、シートメモリーの価値は大きい

私の車では、シートメモリーの1番を私、2番を妻に登録しています。妻の位置のままでは、私は体を入れにくいほどシートが前にあります。そのため、ドアを開けて1番を押し、シートが下がってから乗り込みます。

初期型80系ハリアーZレザーパッケージのシートメモリー1・2・SETボタン
運転席ドアの1・2・SETボタン。1を私、2を妻として、運転を替えるたびにほぼ毎回使っています。

これはたまに使う便利機能ではなく、夫婦で運転を替えるたびに、ほぼ毎回使う機能になりました。1人だけが運転する家庭なら価値は下がりますが、体格差のある2人が運転するなら、Zレザーの差額を考える材料になります。

登録と呼び出しの流れ、わが家での使い方はハリアーのシートメモリーを夫婦で使う実例で詳しく書いています。

一方、おくだけ充電は私の所有車では安定せず、複数のiPhoneでも同じ症状を確認しました。交換見積もりは55,671円でしたが、ケーブル充電で困らないため直していません。装備表の数が多いことと、自分に必要な装備が多いことは別です。

Night Shadeは、黒い外観に155,100円を払うか

Night Shadeは、ZまたはZ“Leather Package”をベースに、黒い意匠を加えた特別仕様車です。トヨタの設定時発表では、ダーク仕様のプロジェクター式LEDヘッドランプ、黒塗装のグリルやロッカーモール、車名エンブレム、19インチアルミホイールなどが案内されています。

通常仕様との外装差と15万5,100円の判断は、ナイトシェードの専用装備を比較した記事で詳しく整理しています。

通常のZとの価格差は155,100円です。シートメモリーやベンチレーションのように毎回操作して便利になる装備ではないため、ここは黒い外観を見た時の満足感で決めてよいと思います。

私は黒いハリアーに乗っていますが、現行Night Shadeを所有しているわけではありません。黒い車が好きという私の感覚と、特別仕様車の購入判断は分けています。

調光パノラマルーフはZ系だけで選べる198,000円のオプション

調光パノラマルーフは、ZとZ“Leather Package”に198,000円で設定されるメーカーオプションです。Gでは選べません。ボタンを押すと透明な状態と調光状態をすぐに切り替えられますが、ガラス部分が開くサンルーフではありません。

私の車にも付けています。日中は暑いため、正直あまり使いません。夜に後席で少し明かりが欲しい時は、ルーフを透明にすると車内が少し明るくなります。空が見えるので、子どもが喜ぶのもよかったところです。

使う頻度は多くありません。それでも、付けたことに後悔はありません。昔乗っていたランドクルーザー80のようにガラスが開くサンルーフより、開閉せずに透過と調光を切り替える今の形くらいが、私にはちょうどいいと感じています。昼の開放感だけでなく、夜に少し明かりが欲しい時や、子どもと空を見る場面まで含めて考えるオプションです。

昼・夜の使い方や、開かないルーフを5年使った判断はハリアーの調光パノラマルーフを5年使った本音で詳しくまとめています。

現行のメーカーオプションと標準装備を、見積もりの順番で整理したい方は、ハリアーのオプションは何を付ける?で、G・Z系の分岐をまとめています。

E-Fourは同じグレードで22万円差。必要性を先に決める

現行の掲載価格では、すべてのグレードでE-Fourが2WDより220,000円高くなっています。

私は2WDに乗っており、現行E-Fourの雪道性能や実燃費を自分で比較していません。そのため「どちらがおすすめ」と体験談のようには言えません。

雪道を走る頻度、駐車環境、地域の道路状況から駆動方式を先に決め、同じグレード・色・オプションで見積もりを比べるのが安全です。E-Fourか2WDかで迷っている間にグレードまで変えると、何にいくら払っているのか分かりにくくなります。

私ならGとZレザーの2通りを見積もる

私なら最初に、Gへ本当に必要なオプションだけを足した見積もりを作ります。次に、約5年使って価値を感じているベンチレーションとシートメモリーを残すため、Z“Leather Package”を同じ駆動方式・色で見積もります。

その2つを比べれば、「価格を抑えるか」「毎回使う座席機能を残すか」がはっきりします。Zは、19インチ、HUD、JBL、ハンズフリーバックドアなどに欲しいものが多い場合の中間候補です。

Night Shadeは最後に外観を見て加えます。調光パノラマルーフはZ系だけの別枠です。最初から全部入りにすると、どの装備に価値を感じているのか見えにくくなります。

よくある質問

パノラミックビューモニターだけ欲しいならGとZのどちらですか?

Gには88,000円のセットメーカーオプションとして設定されています。PVMだけが目的なら、まずGに追加した見積もりを作ります。HUD、JBL、19インチ、ハンズフリーパワーバックドアも欲しいならZと比べる意味が出ます。

1人しか運転しなくてもZレザーパッケージを選ぶ価値はありますか?

運転席メモリーの価値は下がりますが、前席ベンチレーション、シートヒーター、本革、助手席パワーシートも含まれます。暑い時期の快適性を重視するなら候補になります。私の場合は、ベンチレーションと夫婦で使うメモリーの両方があるため価値を感じています。

Night Shadeは走りや快適性も変わりますか?

公式の設定内容で大きいのは黒い専用意匠です。通常のZまたはZレザーとの155,100円差は、走りの違いを期待するより、外観をどこまで気に入るかで判断する方が分かりやすいです。

E-Fourはどのグレードでも22万円高いですか?

2026年8月10日に確認した掲載価格では、5グレードすべてで2WDとの差が220,000円でした。価格や設定は変わり得るため、注文時は公式見積もりで再確認してください。

まとめ

現行ハリアーのグレード選びは、Gを基準にして、使う装備だけを積み上げると整理できます。

Zは19インチ、HUD、JBL、ハンズフリーバックドアなどをまとめて欲しい人向けです。Z“Leather Package”は、本革という名前より、ベンチレーションとシートメモリーを実際に使うかで考えた方がよいと思います。

私は約5年使って、この2つには価値を感じています。一方、おくだけ充電は現在使っておらず、調光パノラマルーフは夜を中心に使う場面が限られます。利用回数だけでは価値を決められない装備もありました。

装備表の丸の数ではなく、毎日の乗り方に置き換えてください。最後は駆動方式・色・オプションをそろえ、G、Z、Zレザーの見積もりを同じ条件で比べるのが一番確実です。

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