こんにちは、黒ハリアー実録ガイドの航生です。
80系ハリアーのガソリン車を検討していると、「2.0Lでは遅いのではないか」「ハイブリッドを選ばないと後悔するのではないか」と迷うと思います。私は2021年5月初度登録の80系ハリアー(2020年6月発売の初期型)Zレザーパッケージ・2.0Lガソリン車に新車から約5年乗り、39,016km走りました。
通勤、買い物、家族の送り迎えが中心で、高速道路も使っています。その使い方では、加速や高速走行で力不足に困ったことはありませんでした。一方で、燃費は最近8km/L台で、アクセルを踏み込めばエンジン音も上がります。燃費と静かさを最優先する人には、同じ結論にならない可能性があります。
- 私の使い方では、2.0Lガソリン車で5年・39,016km走っても不足はなかった
- 高速道路の合流や登坂ではエンジン音が上がるが、走れないと感じたことはない
- 39,016km時点の給油後平均は8.4km/Lで、通勤や買い物中心では8km/L台だった
- 年間約8,000kmで燃費と静かさを最優先しないなら、ガソリン車を選ぶ余地はある

5年乗った車と使い方
年間約8000kmの乗り方
年間の走行距離は約8,000kmです。街乗りが中心で、通勤と買い物、家族を乗せて出かける使い方が多くなります。高速道路も使いますが、速さを楽しむために購入した車ではありません。
家族を乗せても不足はなかった
普段は妻と4歳の息子を乗せ、家族4人で出かけることもあります。私自身は身長188cmですが、運転席の頭上や脚まわりが理由でガソリン車を選んだことを後悔したことはありません。家族を乗せる日常の車として、エンジンの大きさが不足につながった場面もありませんでした。

ガソリン車で気になった点
実燃費は8km/L台だった
最近の燃費は8km/L台です。良いときでも8.9km/Lくらいで、街乗りや通勤、買い物が中心の使い方では、このあたりで推移しています。
39,016kmのときに撮ったメーターでは、給油後平均が8.4km/Lでした。外気温は33度で、普段の通勤や買い物をしていた時期の表示です。

この8.4km/Lは5年間の通算平均ではなく、撮影時の給油後平均です。市街地と高速道路、季節ごとの数字を分けて記録してはいません。同じ車でも、走る距離や道路、エアコンの使い方で変わる数字として考えてください。
ハリアー80系ガソリン車の実燃費は悪い?39,016km時点で8.4km/L
アイドリングストップはない
80系ハリアーの2.0Lガソリン車には、アイドリングストップが付いていません。非搭載の理由について、私が確認したトヨタの公式資料には明確な説明がありませんでした。
私の車も信号待ちでエンジンが動いたままですが、5年間使っていて不便に感じたことはありません。停止のたびにエンジンが止まることを期待している人は、試乗時に確認した方がよい部分です。
エンジン音は普通に聞こえる
ガソリン車なので、エンジン音は普通に聞こえます。ものすごく静かな車を想像すると、少し違うと思います。
ただ、私自身はその音を大きな欠点とは感じていません。街乗りでも高速でも会話に困るようなものではなく、5年乗って気になったのは「無音ではない」という程度です。強めに加速したときは、ハイブリッドのような静かさはありません。
加速と高速走行の実感
発進や合流は普通にできた
この5年間、2.0Lだから困ったという場面はありませんでした。発進は滑らかですし、高速道路の合流でも普通に走れます。数字だけを見ると小さく感じるかもしれませんが、実際に乗ると2.0Lとは思えないくらいよく走る、というのが私の感覚です。
高速道路では、速度が乗ったあとの安定感が印象に残っています。車体が落ち着いていて、スムーズに走ります。高速ではクルーズコントロールをほぼ毎回使っており、長時間運転の負担を減らしてくれます。一般道でも、渋滞で疲れてきたときに使うことがあります。

登坂では音が上がる
高速道路の合流や登り坂でアクセルを踏み込むと、エンジン音ははっきり上がります。余裕のある大排気量車のように、静かなまま加速する感覚ではありません。
ただ、音が上がることと、走れないことは別です。必要な速度まで加速でき、5年間で合流や登坂に困った経験はありませんでした。
昔の2.0L車というと、私にはカローラのような車のイメージがありました。その感覚で80系ハリアーを見ると、車体に対してエンジンが小さいように思えます。実際は、高速で速度が乗ったあとの安定感がよく、昔抱いていた2.0Lの印象とはかなり違いました。
ハイブリッドと比較するときの考え方
燃費と静かさを優先するなら
私はガソリン車だけを5年所有しているため、同じ条件でハイブリッドと実燃費を比べたわけではありません。その前提で言えば、年間走行距離が多く、燃費と静かさを最優先するなら、ハイブリッドも比較した方がよいです。
比較するときは、「年間走行距離÷想定する実燃費」で1年間の燃料使用量を出し、燃料価格を掛けると考えやすくなります。ただし、ハイブリッドの実燃費は使い方で変わり、燃料価格も一定ではありません。車両価格の差もあるため、燃費だけを見て何年で得になると断定するのは難しいです。
私にはガソリン車が合っていた
年間約8,000kmで、通勤や買い物が中心なら、燃費差だけでガソリン車を外す必要はないと思います。私の場合は、2.0Lガソリン車の購入価格と5年間の使い方を振り返ると、ガソリン車で十分でした。
反対に、毎年長距離を走る人や、発進時の静かさを重視する人なら、同じ結論になるとは限りません。ガソリン車とハイブリッドは、燃費だけでなく、エンジン音や購入価格も含めて判断する必要があります。
以前の3.0Lと比べて
昔の3.0Lとは別の感覚
私は15年ほど前にもハリアーに乗っていました。当時は3.0Lで、踏んだときに「フォーッ」と抜けていく感じと静かさが、今も記憶に残っています。
今の2.0Lは、昔の3.0Lと同じ感覚ではありません。それでも改めて今の車に乗ると、普通の運転では滑らかで、高速でも安定しています。昔の記憶は少し美化されているかもしれませんが、今は今でかなりいいと思っています。
2026年8月、販売店と公式資料を確認
トヨタ公式の「主要諸元表・装備一覧」2026年8月版には、ハイブリッド車だけが掲載されています。
さらに2026年8月15日、私が購入した販売店で確認すると、80系ガソリン車について「今はない」「製造中止」という説明でした。少なくともその販売店では、通常どおり新規注文できる案内ではありませんでした。
ただし、次期ハリアーにもガソリン車を設定しないという正式発表は確認できません。在庫車やキャンセル車が全国に一台もないかも未確認です。現行80系の終了と、ハリアーのガソリン車が今後も永久に設定されないことは分けて考える必要があります。
販売店で聞いた内容、トヨタ公式の車種履歴、今から確認すべき在庫車・キャンセル車の順番は、ハリアーの受注停止とガソリン車廃止予定を確認した記事にまとめています。
ガソリン車が合う人
- 通勤、買い物、家族の送り迎えが中心
- 年間走行距離が私と同じ8,000km前後
- 高速道路も走るが、強い加速を楽しむことが最優先ではない
- エンジン音が普通に聞こえることを大きな欠点と感じない
- 燃費だけでなく、車全体の見た目や乗り心地も重視する
反対に、静かさや発進時の感覚を最優先する人は、ガソリン車だけで決めず、実車で乗り比べた方がよいと思います。そこはカタログの数字より、本人がどう感じるかの差が大きい部分です。
よくある質問
ハリアーのガソリン車を買って後悔しませんか?
私は2.0Lガソリン車を5年・39,016km使い、選んだことを後悔していません。通勤、買い物、家族利用、高速道路では十分でした。ただし、最近の実燃費は8km/L台で、踏み込めばエンジン音も上がります。燃費と静かさを最優先する人は、ハイブリッドとの乗り比べが必要です。
中古でガソリン車を買うのはありですか?
日常利用が中心で、燃費とエンジン音を納得できるなら候補になります。私は5年間、走行性能が理由で困ったことはありません。ただし、私の1台の結果だけで中古車すべてを評価することはできません。年式、走行距離、整備履歴、修復歴、保証内容を車両ごとに確認してください。
2.0Lガソリン車は高速道路で不足しますか?
私の使い方では、高速道路の合流や登坂で必要な速度まで加速でき、困った経験はありませんでした。ただし、アクセルを踏み込むとエンジン音は上がります。大排気量車のような余裕や静かさを重視する場合は、実車で確認してください。
5年乗った結論
私の80系ハリアーは、2.0Lガソリン車で5年・39,016km走りました。通勤、買い物、家族利用、高速道路という普段の使い方では、力不足で困ったことはありません。
エンジン音は普通に聞こえ、最近の実燃費は8km/L台です。そこを受け入れられるなら、ガソリン車は十分に現実的な選択だと思います。年間走行距離が多いか、燃費や静かさを最優先するか、購入価格をどう考えるかで判断は変わります。
走行距離や整備履歴、車両状態を確認し、自分の使い方に合うかを判断することが大切です。私は二度目の車検を通し、まだこの車に乗るつもりです。
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